遺産分割協議書の書き方

相続人の間で、遺産分割の協議が整ったら、遺産分割協議書にその内容を記載します。
書き方には、以下のようにいくつかのポイントがあります。

用紙の大きさについては特に制限はありませんが、極端に大きなもの（A1サイズ）や小さなもの（手帳サイズ）は避けた方がよいでしょう。
一般的にはA4サイズが使われることが最も多いです。

ボールペンや万年筆などで自筆、もしくは印刷されたものになります。
鉛筆書きは認められません。
なお、署名はボールペンなどのインク字によって自筆します。

相続人の署名押印した日付は、遺産分割協議をおこなった日、もしくは最後に署名押印した方が署名押印した日付を記入いたします。

相続財産に不動産が含まれている場合は、その不動産の住所ではなく、登記簿謄本に表記されている通りに明記します。
また預貯金などでは、銀行名、支店名、口座番号なども明記します。

必ず、各相続人ご本人に署名してもらいます。
住所、氏名は、住民票や印鑑証明書に記載されている通りでなければなりません。

遺　産　分　割　協　議　書

被相続人　京滋太郎の死亡により開始した相続につき、相続人の間で次の通り遺産分割の協議をおこなった。

上記の通り協議が成立したので、これを証するために本書3通を作成し、署名押印の上、各自1通を保有する。

令和3年3月25日

京都府京都市伏見区○○○町○○丁目○○番地3
相続人　京滋花子　　実印

京都府亀岡市○○町○番地○号
相続人　京滋次郎　　実印

滋賀県大津市○○町○○番地○○号
相続人　大津京子　　実印

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